RECELAお役立ちコラム / 発信者情報開示請求と逆SEOの違い
発信者情報開示

発信者情報開示請求とは?
流れ・費用・期間と、逆SEO(押し下げ)との違い

公開日:2026年7月29日読了:約9分カテゴリ:発信者情報開示

「投稿者を特定して責任を問いたい」場合の手段が発信者情報開示請求、「検索結果で見えにくくしたい」場合の手段が逆SEOです。この2つは目的も費用も期間もまったく違います。この記事では、総務省の一次情報をもとに、開示請求の流れ・費用・期間を整理し、逆SEOとの使い分けを正直に解説します。

発信者情報開示請求とは(情報流通プラットフォーム対処法)

発信者情報開示請求とは、インターネット上で権利を侵害された被害者が、サイト運営者やプロバイダに対して投稿者の氏名・住所等の情報開示を求める法的手続きです。根拠法は2025年4月に施行された「情報流通プラットフォーム対処法」(旧プロバイダ責任制限法)で、詳細は総務省の公式解説ページにまとまっています。

正直にお伝えします

この法律は削除を義務付ける法律ではありません。あくまで「投稿者を特定するための開示請求の手続き」を定めた法律である点に注意してください。

開示請求の流れ(2段階のステップ)

インターネットの仕組み上、投稿者を特定するには通常2段階のステップを踏む必要があります。

  1. サイト運営者への開示請求:投稿時のIPアドレス・タイムスタンプ等の開示を求める
  2. 経由プロバイダへの開示請求:得られたIPアドレスをもとに、契約者(氏名・住所)の開示を求める

任意の開示に応じてもらえる可能性はほとんどなく、裁判上の手続き(発信者情報開示命令の申立てなど)で進めるのが一般的です。

費用と期間の目安

携帯キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク等)は約3か月、固定回線プロバイダは約3〜6か月しか通信ログを保存していないため、この期間を過ぎるとログが自動的に消え、投稿者を特定できなくなるリスクがあります。早期の相談が重要です。

項目目安
投稿者特定までの期間数か月程度(ログ保存期間内での対応が前提)
弁護士費用(開示請求〜損害賠償請求まで一貫)着手金・報酬金の合計で数十万円〜100万円程度
名誉毀損の慰謝料相場(個人)10万円〜50万円程度
名誉毀損の慰謝料相場(法人)50万円〜100万円程度

費用・相場はあくまで一般的な目安であり、個別のケースの結果を保証するものではありません。当社はこの手続きの代行は行いません(弁護士法72条の非弁行為にあたるため。e-Gov法令検索:弁護士法)。必要な場合は提携弁護士をご紹介します。

逆SEO(押し下げ)との違い

発信者情報開示請求逆SEO(押し下げ)
目的投稿者を特定し責任を問う検索結果で見えにくくする
投稿者の特定できるできない
損害賠償請求可能対象外
費用感数十万円〜100万円程度月額数千円〜(当社は月¥6,900・押し下げ1件¥29,800〜)
代理できる主体弁護士のみコンテンツ施策のため事業者でも可

まず、いまの検索状況を知ることから。

「押し下げが狙える/削除・開示請求が必要/難しい」——あなたのケースの現実的なルートを無料診断します。

どちらを選ぶべきか|目的別の使い分け

「投稿者に責任を取らせたい・法的措置を取りたい」場合は発信者情報開示請求(弁護士)、「まず検索結果から見えにくくしたい・費用を抑えたい」場合は逆SEOが向いています。両者は目的がまったく違うため、片方でもう片方を代替することはできません。

両方を組み合わせるという選択肢

悪質性が高いケースでは、弁護士に開示請求を依頼して投稿者への法的対応を進めながら、結果が出るまでの数か月間は逆SEOで検索結果の1ページ目を整えておく、という併用が現実的な選択肢になります。まずは無料診断で、あなたのケースにどちらが向いているかを確認してみてください。

相談する前に整理しておきたいこと

これらを整理しておくと、弁護士への相談時も、RECELAの無料ルート診断時も、状況を正確に伝えられ、「削除・開示請求が狙えるか」「まず逆SEOで押し下げるべきか」の判断が早くなります。迷ったときほど、まず現状の検索結果を正しく把握することから始めてください。