2ch・5ch(旧2ちゃんねる)の
スレッド削除依頼方法|本人でできる手順と限界
5ch(旧2ちゃんねる)に自分や会社の誹謗中傷スレッドが立てられたとき、本人でも出せる削除依頼の方法があります。この記事では、削除要請板・メールでの申請手順と、それでも消えない場合に検討すべき発信者情報開示請求までを整理します。
2ch・5chの書き込みが検索に与える影響
5chのスレッドタイトルは検索結果のタイトルとしてそのまま表示されやすく、実名や会社名が入っていると、サジェスト(予測変換)や検索結果の1ページ目に長期間残り続けることがあります。掲示板としての知名度・被リンクの多さから、検索エンジンに強く評価されやすい点が、他の媒体と違う厄介さです。
本人でできる削除依頼の2つの方法
5chの削除依頼を運営側に要請する方法は、主に2通り用意されています。
- 公開スレッドの専用フォームに書き込む方法(削除依頼板・削除要請板)
- 運営側にメールを送る方法
どちらも使えない、あるいは応じてもらえない場合は、裁判所の手続き(削除の仮処分申立てなど)に進むことになります。
削除要請板と削除依頼板の使い分け
削除依頼を出す掲示板は「削除要請板(プライバシー侵害・名誉毀損など重要な削除対象専用)」と「削除依頼板(個人情報の記載など通常の削除)」の2種類があり、依頼内容によって使い分ける必要があります。5chの削除ガイドラインでは、名誉・プライバシー・平穏に生活する利益などが削除判断の基準として明示されています。
メールでの削除依頼に必要な記載事項
メールでの削除依頼では、名誉毀損・プライバシー侵害に該当する法的な問題点を具体的に指摘する必要があります。また、削除を主張する権利を有する本人からの依頼であることを確認するため、身分確認書類の提出を求められることがあります。感情的な訴えだけでなく、どの発言がどの権利を侵害しているかを整理して提示することが重要です。
削除されないときの選択肢(発信者情報開示請求・裁判所)
運営が任意の削除に応じない場合、投稿者を特定するための発信者情報開示請求(情報流通プラットフォーム対処法に基づく手続き)を弁護士に依頼する、という流れになります。詳しい流れ・費用・期間は発信者情報開示請求の記事で解説しています。当社は削除交渉・発信者情報開示請求の代行は行いません(非弁行為にあたるため)。必要な場合は提携弁護士をご紹介します。
削除までの「見えにくくする」応急処置
削除や開示請求には数週間〜数か月かかることが一般的です。その間は、検索結果の1ページ目を自社の発信・逆SEOで整えることで、対象のスレッドを実質的に見られにくくする応急処置が現実的です。削除と逆SEOは、時間軸の違う2つの手段として組み合わせて考えるのがおすすめです。
削除依頼を出す前に残しておきたい証拠
- 該当スレッドのURL・レス番号・日時が分かるスクリーンショット
- 投稿内容と、名誉毀損・プライバシー侵害に該当すると考える理由のメモ
- 本人確認書類(運転免許証など、削除依頼時に提出を求められる場合がある)
5chは掲示板の性質上、時間の経過とともにスレッドが「dat落ち」して過去ログ化することもありますが、過去ログ化しても検索結果やまとめサイトへの転載は残り続けることがあります。スレッド本体の削除依頼と並行して、転載先(まとめサイト等)にも個別の削除依頼が必要になる点に注意してください。